デザインを学んで、ランディングページを作ってみたいけど、全然作り方がわからない方に向けて解説いたします!
- ランディングページを作りたいけど、全然わからない
- デザイン、コーディング、マーケティングと学ぶことが多すぎてわからない
- 学び方の順番を知りたい
など、悩まれる方が多いと思います。結論からお伝えすると、ランディングページは学ぶ事が多いですが、制作だけなら初学者でも作れるようになっていきます。
記事前半では勉強すべきスキルについて、後半では勉強方法5ステップについて詳しく解説していきます。
ぜひ、読んでみてください。
ランディングページは悩みを解決するサイト
ランディングページ制作=おしゃれなデザイン制作ではありません!
ランディングページは「オシャレなデザイン制作」ではない
オシャレなデザインを作りたいで始める方が多いですが、本質は「ランディングページに訪れた方に良い商品をお届けする」ページです。それは、訪れたユーザーは「デザインを求めに来ている」訳ではなく「悩みを解決したい」ために訪れるからです。
グーグル検索で「ゲーム 攻略」と検索した時、一番解決できそうなタイトルを押しますよね?
訪れたら、すぐに解決できそうな「中身」を見に行きます。
その時「デザインを意識します?」と100人に聞くとおそらく、2人くらいしか返答が無いです。
それだけユーザーは「悩みを解決したい」為に検索をしているのです。
勿論デザインは大事ですが、求めるべき事は「分かりやすく、見やすく、訪れた方に的確な動線が引かれている」事です。
勉強すべき4つのスキル
まずは初学者でも、制作時に必須なスキルから紹介します!
デザインスキル:デザインについての知識
最低限必須なスキルは「デザインの基礎スキル」です。
デザインの基礎スキル無しで、デザインをするのは、米の炊き方も知らずに炊くのと一緒です!
最低限覚えていてほしい内容として
- 4大原則 – 近接、整列、反復、コントラスト
- 余白感
- ジャンプ率
- リサーチ力
となります。
まずは上記の基礎的な知識を学びましょう。
ツールスキル:Photoshop
デザインを作れるツールは、Photoshop・Illustrator・XD・Figmaと色々ありますが、Photoshop一つをまずは学びましょう!むしろ一つあれば、十分です。
よくあるパターンで、「Photoshopを学んだし、次はIllustratorを学ぼう」と学びの連鎖をし続ける人です。
あなたが、よく行くコーヒーショップで、「ドリップもあり、サイフォンもあり、フレンチプレスもある。。」なんて店はあるでしょうか?恐らく無いです。
Photoshopを長年したのちに、Photoshopでは出来ない技術を使いたいなら学ぶのありですが、「初学者の段階では1つのツール」で十分です。
そんな私も、過去にHTML→PHP→Laravelと色々学ぶだけ学んで、結果的に頭に入らなかった苦い経験があります。
設計図スキル:ワイヤーフレーム
ランディングページを作る上で、ワイヤーフレームを作るスキルも必須となります。
設計図を作らずに、そのままデザインするのは「家づくりをする時に設計図も作らずに家を建て始める」のと同じです。
絶対に良い家が立ちません。
ワイヤーフレームで必須となるのは「訪れたユーザーがどの様な行動をするか、読みやすい流れになっているか」が重要となります。
私自身は、デザインは勿論大事ですが、その前段階のワイヤー作りが「商品をお届けする」上で一番大事だと考えております。
実装スキル:コーディングorノーコード
勿論作ったデザインを実装するスキルは必須となります。
HTMLが得意な方は、コーディングでも良いですが、デザイナーは圧倒的に苦手な方が多いので、ノーコードでも問題ありません。私自身もノーコードツール(Elementor)で実装する事も多いです。
また、ランディングページは運用が始まってから構成変更も比較的多い為、すぐに修正できるノーコードは重宝されます。
苦手なら、ノーコードを極めましょう
長年パン屋でしか働いてないから、言語?みたいなの苦手なの…
元パン屋の私でも、ノーコードで実装できる様になったから大丈夫です!
一緒に勉強すると役立つスキル
ランディングページの作り方を解説しましたが、より訪れた方や訪れるまでの動線を知ると、良いものが出来上がるので紹介します。
届けるスキル:ライティング力
グーグル検索で訪れてきたのに、中身が読みづらいランディングページは離脱します。
お店で例えると「値札がない商品」って買うのためらわないですか?恐らく8割は買わずに2割が店員さんに聞きます。
値札が無い為に8割の顧客になり得たのに逃すのは勿体無いです。
ランディングページも同じで
- 検索内容と、ランディングページの内容は一致しているか。
- ファーストビューで興味を持たせているか。
- 縦スクロールした時、各タイトルで内容がわかるか、目が止まるか。
- 内容の文章が、ひたすら文字を書いてるだけの小説になっていないか。
など、訪れたユーザーが「読みやすい書き方」になっているかを意識するのが大事です。
前の道をズドーンって進んで、右に曲がり、曲がった先の階段をダッダッダっと登った先のチャイムをピンポーンて押せば私の家よ!
読みづらさ全開だけど、意味がわかるのが辛いw
心理スキル:ペルソナ設計
ホームページを検索する時、「こんな情報欲しい」って状況です。
例えば「今の会社がブラックで転職したい」と考えた時って、いきなり現れた思想ではなく、何ヶ月も前から考えてる事が多いです。
例えば下の様な場合
女性20代、未婚。一人暮らし
大学卒業後、大学の推薦で就職。しかし3年働き、上司の給料も知り、これ以上伸び代がないと悩む。
そんな時に、カフェで友人とお茶をしてる時に相談した所「今の時代は転職でサポートもしてくれるよ!」と教えてもらった。電車の中で「東京都 転職 サポート」と検索した所、「給料面での満足度をアップさせる、理想の転職先をご提供します。」が入りクリック。今悩んでる事に対してサポートしてくれそうと思い、お問い合わせフォームから応募した。
具体的に出せば出すほど、「どの様なコンテンツを入れたら刺さるか」がわかってきます。
ペルソナを意識して、コンテンツを作るのは非常に大事です。
分析スキル:他社分析
あなたは隣にパン屋がある横で、パン屋さんを開く場合、「隣のパン屋より良い物を作ろう!作っていないパンで対抗しよう」ってなりますよね。
以外と広告作る場合、上記を意識せずに作る人が多いです。競合分析をせずに広告を作るのは「分析もせずにボクシングで相手に勝とうとする」のと同じです。ボクサーも、試合前に何度も何度も相手の動きを見て、研究します!
まずは相手より、
- 価格で勝っているのか?負けているのか?
- サービス面で勝っているのか?負けているのか?
- 保証などは勝っているのか?負けているのか?
など最低限他社と比較する事で、他社より有利な所がわかり、コンテンツが組みやすいです。
しかし、私たちの仕事は「良い商品を届ける」LP作りであり、商品を開発するわけではないので、他社より「完全に負けているサービスを売れる様にしてほしい!」と相談が来た時は、断る事も大事です。
うちのアンパンお隣さんと同じ具材で1000円で販売してるんですが、隣より売れる様にしてほしい!!!!!!(隣は120円!)
超高級あんこに変更と、あんぱん買った方限定「店員さんとの握手券100回件」とか特典つければ。。。勝てるかもですね(断ろう…
おすすめ独学勉強方法6ステップ
私が本業をしながら学んでいった方法を解説していきます。
ステップ1:フォトショップの操作を学ぶ
まずはデザインツールを学びましょう。
デザイン理論も大事ですが、本をひたすら読んでも身につきません。
デザインツールを学ぶ事で、デザイン理論のアウトプットの場が出来上がる為、Photoshopをすぐに学ぶのは大事です。
Photoshopの学び方に関しては、スクール・動画学習・本など色々ありますが、個人的には最初は本がお勧めです。
最新の本を一冊購入し、1週間も見ながら触れば触れるようになるのでおすすめです。
ステップ2:デザイン理論を学ぶ
ツール操作になれたら、次は理論を学びましょう。
ツールを学んでる状態は、ゲームで例えると「操作方法だけは知ってるけど、内容知らない」状態です。
デザインも色々な学びがありますが、選ぶべきポイントは「あまり内容が詰まっていない本」を選ぶのが大事です。
最近では色々と詰まりに詰まっている本が多いですが、初学者がそれを見ると、どこを見ていいかわからない状況になります。
シンプルな本を選び、学ぶのが大事です。
ステップ3:ラフ画(ワイヤーフレーム)を作って見る
まずは白黒ベースで、簡単なラフ画から始めるのがおすすめです。
実際にデザインする時も
- シンプルな白黒ベースのラフ画(ワイヤー)を作る
- 文字のジャンプ率・余白・四大原則を意識して、調整する。
- 文字に色や背景、あしらいを追加していく。
- 断捨離をする(必要不必要を切り分ける)
- 完成
と家づくりの様に設計図→骨格→外装→内装の流れで作っていきます。
その為、まずはシンプルに手書きや、白黒ベースで作ってみましょう。
確かに、漫画もラフに書いてからどんどん人っぽくなるよね!
ランディングページも一緒で、徐々に完成に持っていきます!
ステップ4:デザインをしてみる
ラフ画やワイヤーが作れる様になったら、小さくデザインを始めるのがおすすめです。
いきなり縦型の長いLPを一気に作り始めのは「ハーフマラソンもチャレンジした事ないのに、いきなりフルマラソンを走る」のと同じです。挫折しない人も居るけど、間違いなく挫折者が多くなります。
まずはバナーやファーストビュー(TOP)のデザインなどから始め、徐々に進めて行きましょう。
この時に一番のポイントが「フィードバックをしてもらえる人が入る」と良いです。
今ではmentaの様なサービスもあるので、ここは将来デザイナーになる為!と決めて投資しましょう!
ステップ5:ノーコードで実装してみよう
いきなりコーディングとデザイン両方しっかり学ぶのは、かなりハードルが高いです。
その為、ノーコードで実装をお勧めします。
実装スキルの章でもお伝えした様に、ランディングページは運用後に修正を発生する事が多い為、簡単に修正できるノーコードを覚えておいて損はありません。
また、今後案件に繋がった時にも、ノーコードの場合のメリットを伝える事で、お客様も納得してノーコード実装に制作方法を持って行く事が可能です。
前に「コーディングなんて出来ないからノーコードでもいいでしょ?」ってお客さんに伝えたら怒られたんだけど!
自分都合の理由は「プロじゃない」って思われるからだめです!
しっかりと「ノーコードのメリット」を伝えましょう!
ステップ6:計測器を設置してみよう
実装まで完了したら、計測器を設置して見て、計測できているか見て見ましょう。
簡単に設置できるグーグルアナリティクスのタグを設置して見て、数字が動くと動いています。
ここまでできると「製作者としての全体的なスキル」は身についています。
もし、訪れた方が「どこを見て、どこで離脱しているか」などを知りたい場合は、ヒートマップを導入して確認して見ると、今後の修正時の勉強になります。
お勧め書籍
お勧め書籍は色々ありますが、今回は抜粋して紹介します。
ランディングページ・デザインメソッド
本書は、ランディングページの基礎を徹底的に解説しています。
ランディングページとは、コンテンツの制作方法・デザインの制作方法・コーディング・運用の改善の知識まで幅広く学ぶことが出来る貴重な一冊です。また人間心理的な図解も多数ある為、非常にわかりやすい。
ランディングページの基礎を徹底的に学ぶことができるので、これから学びたい方にはおすすめの一冊です。
・これからランディングページを学びたい初学者の方
・ランディングページの基礎を書籍で学びたい方
・1冊で全体の基礎を徹底的に学びたい方
\今すぐ購入したい方はこちら/
なるほどデザイン
本書は、デザインの基礎と「デザインの伝え方」を解説しています。
デザイン制作の基本的なフロー、ターゲットに寄って変えるイメージなど、ランディングページを今後していくなら隣に常に置いときたい一冊です。
人間心理から、制作のフローを学びたいならおすすめの一冊です。
・デザインの制作フローを学びたい方
・デザインの見せ方を体系的に学びたい方
・これからデザインを学んでいきたい方
\今すぐ購入したい方はこちら/
デザイン入門教室
本書は、デザインのルールを徹底的に解説しています。
なるほどデザインが見せ方に特化した本なら、デザイン入門教室は「デザインのルール」に特化した一冊となります。
意外と読まないと身につかない、デザインルールを体系的にまとめております。
デザインのルールを体系的に学びたいならおすすめの一冊です。
・デザインのルールを体系的に学びたい方
・初心に戻って、学び直したいデザイナーの方
・1冊でデザインのルールを徹底的に学びたい方
\今すぐ購入したい方はこちら/
Photoshopしっかり入門
本書は、Photoshopの基礎の操作方法を解説しています。
私がパン屋時代に初めて購入したPhotoshopの操作本ですが、非常にわかりやすいです。
Photoshopの操作は多岐にわたりますが、こちらの一冊を一通り読んで実行すれば触れる様になります。
1週間でPhotoshopをしっかり触れる様になりたい方におすすめの一冊です。
・Photoshopをしっかり学んでいきたい方
・とことん優しいPhotoshopの本が欲しい方
・1冊でPhotoshopの基礎を徹底的に学びたい方
\今すぐ購入したい方はこちら/